離陸と着陸 同時許可 福岡空港 管制官ミスで誤進入 2011年5月11日 01:56 カテゴリー:社会 九州 > 福岡 福岡空港で10日午前11時59分ごろ、日本エアコミューター(JAC)の宮崎発のボンバルディア機(乗客・乗員79人)が着陸しようとしたところ、全日本空輸の旅客機が離陸のために滑走路に進入し、JAC機が着陸をやり直すトラブルがあった。JAC機に着陸許可を出した管制官が、誤って全日空機にも離陸許可を出したのが原因。国土交通省運輸安全委員会は、大事故につながりかねない「重大インシデント」に当たるとして同日、調査官3人を福岡空港に派遣した。福岡空港での重大インシデントは昨年12月に続いて2例目。 国交省航空局によると、40歳代の男性管制官から着陸許可を受けたJAC機が滑走路北側から着陸しようとした際、同じ管制官から離陸許可を受けた全日空の沖縄行きボーイング767-300型(同1
10日正午ごろ、福岡空港で、日本エアコミューター(JAC)のプロペラ機(乗客乗員79人)が着陸しようとした滑走路に、離陸前の全日空のジェット機(同129人)が進入し、異常接近するトラブルがあった。けが人はいなかった。 管制官が誤って離着陸の許可を同時に出したことが原因とみられ、運輸安全委員会が調査を始めた。 国土交通省によると、離着陸を指示していたのは同省福岡空港事務所の40代の男性管制官。宮崎発のJAC機に着陸を許可した約1分後、JAC機が到着していないにもかかわらず、那覇行きの全日空機に離陸を許可したという。 無線で気付いたJAC機のパイロットが管制官に再確認。全日空機はすでに滑走路に入っていたため、JAC機が着陸をやり直したという。 福岡空港の滑走路は1本で、1人の管制官が離着陸を担当している。同省によると、全日空機が滑走路に入った時点でJAC機は空港の北西約5.6キロに迫っ
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