日本航空と全日空は、航空機の利用に応じてたまるマイルを家族などで共有する仕組みについて、LGBTと呼ばれる性的マイノリティーのカップルも利用できるよう運用を変更しました。 しかし、渋谷区が同性のカップルに「結婚に相当する関係」と認める証明書を発行するなどLGBTと呼ばれる性的マイノリティーの人たちへの理解が広がっていることを受けて、こうしたカップルもマイルを共有できるよう運用を変更したということです。具体的には、渋谷区や世田谷区が出している証明書などを提出すればサービスを利用できるということです。 今後、日本航空は運用を変更したことについて社内で周知を徹底するほか、全日空は規約の変更に向けた検討を進めるとしています。 これについて日本航空マイレージ事業部の西田真吾部長は「家族の形が時代に応じて変わり、お客様のニーズが多様化している。われわれもそうした要望に柔軟に応えていきたい」と話していま