Windows Server 2012から、データの重複除去ができるようになっています。これは、ファイルの中身をビット単位で見て、他のファイルと重複する箇所があった場合、重複しないところだけをディスクに残すという機能です。これを使うと、例えばファイルサーバーの場合、Excelのファイルをちょっと変えては別ファイルに保存、ちょっと変えては別ファイルに保存、なんて使い方をしていると、ディスクの使用量を大幅に削減できるんです。 その代わり、ファイルを削除したとしても、すぐにディスク領域が解放されるわけではありません。なぜかと言うと、重複排除をしている以上、他のファイルとディスク領域が重なっている可能性があるためです。このため、ファイルを削除してもすぐに領域が解放されず、ディスクのプロパティを見ても容量は減っていません。 では、いつ削除後のディスク領域を解放するのかというと、Windows Ser
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