写真は授業の風景。ちょっとしたことや、なにげないことにも関心をもつ子どもの疑問をしっかり受け止め、授業に生かすことを考えながら子どもに接していきたいですね。 教務スタッフ/H.S ある日の社会科の授業でのこと。 「さあ今回は、日本の周りを流れる海流について考えてみよう」 「テキストの準備はいいかな」 「地理資料集も見てみよう」 「日本は、オホーツク海や太平洋、日本海、東シナ海といった海に囲まれている島国だね」 「そしてその海には、4つの海流が流れているんだよ」 「北から寒流の千島海流とリマン海流、そして、南から暖流の日本海流と対馬海流」 「そして千島海流は別名を親潮、日本海流は別名を黒潮といい……」 と黒板に地図を板書しながら説明しているときのこと。 すると生徒の一人が、 「先生! リマン海流のリマンって何? 何でリマン海流っていうの?」 私はそのときは答えることができず、 「次回までに調