BBプラザ美術館で、開館15周年を記念したコレクション展「明日への出発 前期:関西の作家たちの交差点/後期:フランスの作家たちの物語」が開催されている。 2009年に神戸に開館した同館は、2024年7月に15周年を迎える。同館コレクションは近現代の日本、フランスの作品で形成される。今回、前期、後期の2回にわたり、コレクションから関西ゆかりの作家とエコール・ド・パリを核としたフランスの作家を紹介する。 前期「関西の作家たちの交差点」は、関西(兵庫・大阪・京都)を中心に活躍した作家を精選し、洋画から日本画、彫刻、陶芸作品まで多彩な世界を展観。兵庫を代表する画家のひとりである小磯良平、大阪で結成されたデモクラ―ト美術家協会で活躍した泉茂や山中嘉一、京都に生まれ前衛陶芸を探究する三代・宮永東山ら、関西を舞台に交差と交感を繰り広げた作家たちの歩みを巡る。 後期「フランスの作家たちの物語」で紹介するマ