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  • 三島由紀夫が「一大奇書」と言ったマヤの聖典『ポポル・ヴフ』──コロナ禍で読む意義|WEBアステイオン

    <マヤ系先住民キチェ族による口誦文学『ポポル・ヴフ』。日でも1961年に『ポポル・ヴフ――マヤ文明の古代文書』(中央公論社)が出版されて以来、長く読みつがれている。16世紀の記憶を21世紀の今、私たちが読む意義とは?> ここには、すべてが静かに垂れ下がり、すべてが動くこともなく平穏にうちしずみ、空がただうつろにひろがっていた模様が語られる。 これはその最初の話、最初の物語である。人間はまだ一人もいなかった。獣も、鳥も、魚も、蟹もいなかった。木も、石も、洞穴も、谷間も、草や森もなく、ただ空だけがあった。 地の表もさだかに見わけられなかった。ただ静かな海と限りなくひろがる空だけがあった。『マヤ神話ポポル・ヴフ』(中公文庫、86頁) マヤ神話ポポル・ヴフ グアテマラのマヤ系先住民キチェ族が残した『ポポル・ヴフ』と呼ばれる口誦文学、冒頭の一節である。古代マヤ文明の「聖典」とも称されており、どこか

    三島由紀夫が「一大奇書」と言ったマヤの聖典『ポポル・ヴフ』──コロナ禍で読む意義|WEBアステイオン
    lubu
    lubu 2023/08/09
  • 先住民は「信じていない」...幻覚を求める欧米人が熱狂した「アヤワスカ・ツーリズム」の実態

    <幻覚体験を求める欧米人のニーズに合わせて観光化された、アマゾンの治療儀礼のいま。『アステイオン』98号より「商品化されたアヤワスカと残された空気信仰──現代を生きるシピボの「治療師」」を転載> 南米大陸の8カ国を跨いで広がるアマゾン盆地には、同地域における総人口の約9%にあたる200万人超(※1)、約350の民族集団(※2)から構成される「アマゾンの先住民」が暮らしている【写真1】。 このうち、ブラジルに次ぐ先住民人口を擁するペルーには、51の民族集団からなる約33万人の先住民がいるという(※3)。 稿が光をあてるのは、その数3万4000人と言われる(※4)ペルー東部アマゾンの先住民、シピボ・コニボ(以下、シピボ)の「オナヤ」と呼ばれる治療師たちの今である【写真2】。

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    lubu
    lubu 2023/08/09
    なんだかなあ…
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