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2019年5月24日のブックマーク (1件)

  • 大いなる何かが、 - Blue あなたとわたしの本

    Blue あなたとわたしの 224 人が生きていられる時間というのは、 ほんとうに束の間なんでしょうね。 あなたは何をするんだろう。 わたしは何ができるだろう。 遠い山なみが、 過ぎ去った時間となって 曇り空の底で沈黙してる。 僕はいま、大きな池を見渡せる あずまやにいます。 バッハのカンタータ第106番を イヤフォンで聴きながら、 とりとめもなく 文章を綴ってる。 そのノートが黄色く 明るく照らされてきたので、 顔をあげて空を見たら、 雲が割れ、 太陽が覗いていました。 池の水面も、 白光でできた無数の小魚が跳ね回っているみたいに 輝きだします。 屋根のあるボートに乗った家族連れが、 はぜ返る光の中に入っていき、 シルエットとなった。 ノートの上には 僕の親指の影が、 くっきりと、 映ってる。 その手を動かし、 チョコレートをひとかけらつまむ。 缶コーヒーを飲む。 人が生きていられる時

    大いなる何かが、 - Blue あなたとわたしの本
    lucciora
    lucciora 2019/05/24
    時間の経過が光の表情や映像のように感じられます。水面のように底が知れない時間の流れですね…こういう時間、好きです。