日々、きのこを必死で探している方はお気付きのように、 せっかく見つけたきのこが何者かの手によって無残に破壊されているケースに遭遇することがある。 その何者かはあるときは鳥や獣であったり、あるときは昆虫類であったり、またあるときには人間であったりする。 鳥や獣あるいは昆虫類であれば、きのこを破壊する目的は食べるため、生きてゆくためであるから仕方がないし、特にそういったことには腹がたたない。けれど、人間の場合の一部のケースにおいてはちょっと話が違ってくる。もちろん、研究目的や食用の目的で採取する場合もあるだろうし、その際に半分に割ってみたり、折ってみたり崩してみたりという作業が発生する場合もあるかもしれない。それに対しても、まあ腹が立つことはない。 ただ何度か目撃したことがあるのだが、 なんの目的も持たずに、目に付くきのこをすべて破壊して歩き回っている人間がいたりする。 それが趣味なのか、屈折
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