前段 私(久我真樹)の著書『日本のメイドカルチャー史』で言及できなかったエリアを、専門家の方による考察で視点を増やしていくプロジェクトの第2弾です。本テキストはニコニコ動画のメイド表現を書いていただいた myrmecoleonさんに依頼し、書き下ろしていただいたテキストです。 myrmecoleonさんは、ニコニコ動画を中心に,国内外のUGC文化(同人誌やpixivなど)の調査研究を行っております。 以下、myrmecoleonさんによるテキストです。 はじめに こんにちは,myrmecoleonです。 先日はニコニコ動画のメイド表現について紹介させてもらいましたが,今回は「小説家になろう」で「メイド」がどれほど書かれ,またどのように書かれているか調査した結果を紹介します。 『日本のメイドカルチャー史』でも「「小説家になろう」とメイド作品の親和性は高く」「メイドが主役となる作品の広がりには
夫が隠れて借金をしていた。洗濯物のポケットから支払い明細票が出てきた。読んでも正確な額が分からない。ただ50万円以上は確実だ。急いで夫と連絡を取り「持ってる金融機関のカードを暗証番号とともに全て提出してね」と伝えた。 これまで我が家の家計は完全に別財布だった。昔から家賃光熱費通信費は全て旦那持ち。子供が生まれて私が退職している今は、そこから更に毎月6万円食費雑費としてもらっている。 思えば夫の金遣いには怪しい所があった。DVDや漫画を買うのが好きだし、ゲームにも課金していたようだ。それでも大人なんだから借金なんかするはずないと思ってた。クレジット会社から送られてくるギフトカードを受け取りながら、私は不安になって何度もこう言ってたのだ。「借金ないんだよね?もしあるなら全部私が立て替えるから。リボ払いは怖いんだよ。6万円払えるの?」それに対して夫は「大丈夫、借金なんてしてない」 どうやら夫は大
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