外資系生保の中枢にいらっしゃる方とディスカッションをしていたら、「これからの3~5年間で、業界が大きく変わる可能性が高い」と話されていた。 その理由は明快で、 ① 銀行窓販の解禁 ② 簡保の民営化 ③ ネット生保の登場 ④ 消費者の購買行動の変化 の4つ、とのこと。 窓半解禁は、予定通り12月に実行されれば、銀行窓口で生命保険商品が買えるようになる。お客さまの立場からすれば、親しみのある場所で、複数商品の比較を聞いたうえで選べるのは望ましいことだ。 簡保の民営化も、しかり。郵便局が民営企業と競いながら、より充実した商品・サービスを提供するようになる。人によっては、郵便局は銀行と同じようになじみがあるチャネルであり、利便性の高いチャネルであることは間違いない。 ネット生保についても、お客さまが買いたいときに、自分のペースで欲しい情報を入手して、納得した上で加入することができるので、新しい利便