Blogは、Blogであるべき形態を持ち備えている。「Blog」は、構築されたサイトそのものと捉えると本質を見誤ることになるだろう。パーソナル用途で人気となったツールを、いま、企業はどのように捉えるべきなのか? 2005年4月時点でのBlogの認知率は、ついに70%近くにまで向上したという。これだけ認知されてくれば、コンシューマー向けのサービスや、商品でもビジネス用途に利用しようと考えるのは極めて自然である。恐らく2005年内、遅くとも2006年の春ごろにはBlogのビジネス利用への論議は意味のないものとなり、次なる段階の「効果をどのように高めていくか」が問われることになるだろう。 さて、前置きはこの程度にして本題に入るが、ビジネス用途にBlogを用いる、あるいはそのBlogそのものを「ビジネスブログ」と称することは、既に業界の約束事にさえなっている、といえば誰も異論はないだろう。また、筆