reack-hooksの1機能である useCallback はパフォーマンス改善の文脈でよく登場しますが、どうもその利点や使い方には分かりにくい部分があるように感じます。私も少し前まではまでは「コールバックを子コンポーネントに渡す場合に使ったほうがいいらしい」くらいにしか理解していませんでした。 実際 useCallback は単体で利用してもその効果を発揮しにくく、注意しないと「意味のない useCallback 」が生まれてしまう可能性があります。 本記事ではあえて「意味のない useCallback 」になってしまう例を用意し、その理由の考察と解消を通してuseCallbackの基本的な利用方法を説明します。 (紹介するのはあくまで useCallback 利用の1例になりますが、useCallback の基本的な役割を理解するのに役に立つはずです) 想定読者 useCallbac