※この投稿は米国時間 2022 年 2 月 5 日に、Google Cloud blog に投稿されたものの抄訳です。 マイクロサービスベースのアーキテクチャでは、サービスごとに個別のデータベースを使用することが一般的です。そうすることで、個別に設計してデプロイしたマイクロサービスをデータレイヤでも個別に扱うことができます。しかしながら、そこには別の問題が生じます。それぞれに独自のローカル データベースが設定されている複数のマイクロサービスにまたがるトランザクション(個々の作業単位、通常は複数のオペレーションで構成される)の場合、どのように実装すればよいのかという問題です。 従来のモノリス アーキテクチャでは、単一のデータベースに基づく ACID トランザクション(アトミック性、整合性、独立性、耐久性)に依存できます。マイクロサービス アーキテクチャでは、サービス固有の複数のデータベースに