“例えば半導体では、長いことCISCと呼ばれる論理演算方式が使われていたが、半導体の規模が大きくなるにつれ、複雑性が増してきた。 そこでRISCと呼ばれる、簡略化された演算方式の半導体が開発された。 これは技術的には非常に優れたものだった。 ところが、RISCは、CISCと異なる言語のため、顧客は新しい言語を学ばなければRISCが使えない。 サプライヤーもRISCには新しい設計装置や製造装置が必要になり、新たな投資が必要だった。 CPUの周囲のチップなどを提供してた会社も、RISCに併せた対応チップの開発が必要になった。 そんなわけで、RISCによって、バリューチェーンの全てのプレーヤーが今までのCISCと異なる動き方と投資を要求されたので、結局RISCは限定的なところでしか普及しなかった。” - 100年前の技術から現代への教訓を学ぶ(15.365 Disruptive Tec
“日本語圏には電子書籍市場といえるものはまだないと言えるでしょう。 しかし、市場はなくとも「闇市場」であればすでに存在するのです。 漫画のタイトルの後にスペースをはさんで「.zip」として検索をかけて見てください。「.torrent」でもいいでしょう。驚くほど多くのタイトルが検索に引っかかるはずです。それらの多くは冊子を裁断してスキャナーにかけただけのものですが、中には英訳、中国語訳されたものまであります。 これらはもちろん著作権法違反ですが、ファイルが外国にあるということもあってほとんど取り締まられていないのが現状です。しかし、ここで読者の立場になって現状を見直してみてください。彼らに合法的にこれらの作品を入手する手段が果たしてあるのか、と。 市場がなければ、闇市場が自然発生するだけなのです。これはすでに音楽ファイルにおいて経験ずみです。紙というプレイヤーを兼ねるメディアが存在す
“戦争に負けたのだから、それは仕方がない。 弱い国は弱い。 シンプルな事実だ。 誰かに、はっきりそう言って欲しかった。 その事実をまっすぐにみつめなければ、そこから這い上がることはできない。 だから、安保条約反対闘争が国民的規模で拡がったのだと思う。 反対闘争の目的は、ひとことで言えば、「日本は屈辱的な地位にいる」という平明な事実を「国民的常識」に登録しようという提案だった。 その事実認知からしか戦後日本の再建という遂行的事業は始まらない。 この50年は「日本はアメリカの属国である」という世界中の人々が知っている教科書的事実を、私たち日本人だけが「知らないふり」をしてきた50年間である。” - 内田樹の研究室 - 箱根湯本で安保について考える (via yellowblog) (via hazki) (via nemoi) (via shrineroof) (via kml
Mozillaが特許という制約のあるテクノロジを反射的に避けようとするのは、現実離れしたことではない。米Unisysは、同社が保有する圧縮に関する特許に基づき、GIF形式のライセンス収入を得ようとしたが、実際にライセンス料を要求し始めたのは、同形式が広く普及してから数年たった1999年になってからだった。 Mozillaで開発者向けの渉外を担当するChris Blizzard氏は次のように述べている。「ほとんどの人々は、舞台裏で何かとても危険なことが起こっていることを理解していない。Unisysは、自身のサイトでGIFを使用するウェブサイト所有者に5000ドルから7500ドルを請求していた。H.264も同じ状況になろうとしている。ただし、こちらの方がはるかに大規模だ」 同氏はまた、YouTubeの動きは、HTML 5ビデオにおけるH.264の地位を固めてしまう大きな1歩だと主張している
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く