牛丼で知られる松屋フーズだが、最近はとんかつの存在感が増している。 牛丼「松屋」は2017年3月期で7店減ったが、とんかつ専門店「松のや」「松乃家」は33店増えた。牛丼で培った仕入れノウハウを生かした低価格が売りで、ロースかつ定食(500円)やロースかつ丼(490円)が売れ筋。調理に手間がかかる揚げ物が手軽に食べられるので、働く女性の人気も高いという。 とんかつ効果もあり、同社の純利益は前年より75・2%増の28億円と過去最高益を更新した。経営企画グループの遠藤隆也・グループマネジャーは、「とんかつは牛丼と並ぶふたつめの柱に育ちつつある」。
![牛丼の松屋、とんかつに存在感 黒字28億円の最高益:朝日新聞デジタル](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/d8c638923d8055147f458317737138b085c9cdde/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww.asahicom.jp%2Farticles%2Fimages%2FAS20170509004157_comm.jpg)