「正確な情報を伝えたいけれど、なかなか患者さんや家族にうまく届けられない。どうして自分の情報よりも不確かな情報に吸い寄せられてしまうのだろう」 そんなモヤモヤを感じている医療者は少なくないかもしれません(私もそうです)。 逆に読者の中にも、ネットで魅力的な情報を見つけて「いい情報!」と思ったのに、医療者に指摘されるなどして「間違った情報だ」と分かり、情報の取捨選択に不安を覚えたりモヤモヤを感じた経験がある方もいらっしゃるかもしれません。 なぜそのようなコミュニケーションエラーが起きているのでしょうか。そして私たちはどうすればいいのでしょうか。 筆者は小児救急を専門とする小児科医ですが、上記のような患者や家族と医療者の間のコミュニケーションのモヤモヤに関心があり、現在帝京大学大学院公衆衛生学研究科で行動科学について研究しています。 今回は行動科学の視点に触れながら、育児中の保護者が医療情報を
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