賃貸物件の退去時に悩みの種となりがちな「原状回復」ルールについて、東京都が公開している「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」が分かりやすいと、近ごろTwitterで話題です。床や水回りなどの修繕費が、貸主(大家)負担なのか借主(住人)負担なのか、ケース別に分かりやすく解説されています。 賃貸住宅トラブル防止ガイドライン 同ガイドラインは平成16年(2004年)施行の賃貸住宅紛争防止条例に合わせて作成されたもの。令和4年(2022年)5月の同法改正にともない、同年12月に第4版へ改訂されています。 その目的は、賃貸契約におけるトラブルの防止や、国交省の「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」について周知するため。退去時の敷金精算や契約、生活において注意すべきことを説明しています。 特に注目を集めているのは、「入居期間中の修繕に関する費用負担の原則」の解説です。「経年変化や通常損耗は大家が負担
![賃貸の修繕費、負担するのは大家と住人どっち? 東京都の「賃貸住宅トラブル防止ガイドライン」が分かりやすくて「マジでバイブル」と話題](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/638f927a9dd8d9a50e29c6ac4fb4b4b04ed199f8/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fimage.itmedia.co.jp%2Fnl%2Farticles%2F2304%2F27%2Fcover_news156.jpg)