黒人男性のジョージ・フロイドさんが死亡した事件を受け、テニス選手の大坂なおみさんがTwitterなどで人種差別に抗議する発信を続けている。芸能人やアスリートの政治的な発言には批判が起きることもあるが、大坂さんは「アスリートは政治に関与してはいけないと言われることが嫌いです。これは人権の問題です」とツイートし、反響を呼んでいる。
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デイリーポータルZではたくさんの記事を掲載していますが、その根底にあるのは「おもしろがる」ことです。 おもしろい記事ネタって、おもしろいものとして転がっているわけではないんですよね。そのへんにあるなんでもないものが、そのおもしろさに気づくことによって、はじめて「おもしろいもの」になる。 そんなおもしろがりの極意を、デイリーで人気のライター4人に聞きました。これを読んであなたの「おもしろがり力」に磨きをかけてください! 記事のアイデアは「おもしろがる」ことから こんにちは、編集部 石川です。これを書いているのは石川ですが、冒頭に書いたことは完全に編集長 林の受け売りです。エヘヘ…… デイリーポータルZ新人賞 特設ページより、編集長からのメッセージ いまデイリーポータルZ新人賞という記事コンテストをやっておりまして(やっておりましてというか週末の31日が締め切りなのでもう終わるのですが)、その
「近藤大介 北京のランダムウォーカー」と題したこの連載は、普段は毎週火曜に中国を中心とした東アジア情勢に関するレポートを載せ、最後に推薦新刊図書の書評を加えている。だが、今回は特別編として、元政治記者の近藤大介氏と、現在ベストセラーになっている『女帝 小池百合子』(文藝春秋刊)の著者で、ノンフィクション作家の石井妙子氏との120分にわたる緊急対談をお届けするーー。 まさに「虚飾の政治家」 近藤: 新著『女帝 小池百合子』(以下、本書)のご出版、おめでとうございます。まだ発売から一週間なのに、早くも大変な話題を呼んでいますね。7万部を超える勢いで、アマゾンの本の総合ランキングでも、10位前後で推移しています。 前作『原節子の真実』(新潮社刊、2016年)を読んで、これは平成日本における映画人評伝の最高傑作だと思いましたが、今回の新著は、平成・令和日本の政治家評伝の最高傑作ですね。いやあ、腰を
記者をやっていると「書きたいけど書けない」という状況にも出くわす。 大半は「書かれる側」に配慮して、というパターン。 これは読者の皆さんにも想像はつくかもしれない。 もうひとパターンある。 それは「自分が関わりすぎていて書けない」だ。 ファンの皆さんが読みたいのはやはり、アスリート本人のエピソードだと思う。その描写に、あくまで「媒介者」でしかない記者が写り込むのは避けるべき。多くの記者がそう考えている。 ただ、記者が写り込むことによるマイナスと、書いた時のインパクトとで、後者が上回りそうな時もある。 天秤にかけて、書いた方がいいのではないか、と悩む。原稿の仕上がり直前まで、その要素を削ったり、また書き込んだり…と。 今回は書かせていただくのは、記者人生の中で最も悩んだケース。 それは新聞記者生活の最後の日のことだ。 よりによって、現場から書く最後の原稿について、僕はものすごく悩むことになっ
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