目には見えない偏見にさらされている人がいます。 身長138cmの女優・笹野鈴々音(りりね)さんもそのひとり。「超未熟児で生まれたチビ女優」と名乗っているのですが、低身長であることを「病気だ」「障がいだ」と言われてしまうことも多いそうです。 彼女は、世間からの一方的な偏見に対して、どう向き合っているのでしょうか? 実際に彼女に会って話をきいてきました。 〈聞き手=ほしゆき〉 【笹野鈴々音(ささの・りりね)】1984年生まれ神奈川県出身。4歳の頃から演じることに興味を持ち始め、中学生の時から劇団に所属。主に舞台で活躍していたが、2009年に放送された『トリハダ5~夜ふかしのあなたにゾクッとする話を~』でホラー女優としてヒットし、以来活躍の幅を演劇から映像作品に広げた