茨城県南部を震源とする地震が相次ぎ、今月17日と20日朝の2回にわたって関東地方で震度4の揺れを観測したことについて、専門家は「茨城県南部はもともと地震活動が活発な地域で、今後もしばらくは活動に注意する必要がある」と話しています。 これについて気象庁は「いずれの地震も陸側のプレートと、その下に沈み込んでいるフィリピン海プレートの境界で起きたとみられる。この地域では、過去にもマグニチュード5程度の地震がたびたび起きていて、活発な時期と落ち着く時期を繰り返しながら続く傾向があり、この数日は地震活動がやや活発になっている」と話しています。 一方、関東地方の地震のメカニズムに詳しい、東京大学地震研究所の古村孝志教授は「茨城県南部はもともと地震活動が活発な地域で、今後も同程度かやや規模の大きな地震が起きる可能性があり、しばらくは地震活動に注意する必要がある。また、この地域では最大でマグニチュード7程