販売や顧客などの情報を明細データのまま収めた大規模なデータベース・システム。大量のデータを基にした分析ができるため、マーケティングなどに活用すると効果的。 消費者の趣味やし好が細分化するなかにあっても、かゆいところに手が届くような商品を開発したり、効率的な販促を実施して売り上げを伸ばしている企業はあります。こうした企業に共通するのは、顧客や販売といった情報を詳細に集めて活用していることです。 経験や勘だけに頼るのではなく、事実に基づいて科学的に意思決定することが、いまや強い企業の条件になりつつあります。 わずかな傾向を見逃さないためにも、意思決定の基となるデータはできるだけ詳細であることが前提となります。その膨大なデータを蓄積するシステムが、「データ・ウエアハウス」です。 ◆効果 生の情報を管理 データ・ウエアハウスは通常、販売情報などを、集計せずに取引1件ごとの明細データとして管理します
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