米Google傘下のYouTubeは7月18日(現地時間)、動画内の人物の顔に簡単にぼかしを適用する機能を追加したと発表した。政治的な内容や未成年が映っている動画での匿名性を高め、人権・プライバシーを保護する目的という。 YouTubeは、一般ユーザーが独裁政権への抗議デモの様子などを世界に公開する手段として利用されることがあるが、そうした動画で個人が識別できるようになっていることは被写体にとって非常に危険なことだ。投稿者がクリック1つで動画内のすべての顔をぼかせるようにすることで、従来より安全にこうした動画を投稿しやすくしたとYouTubeは説明する。 この機能を利用するには、「動画加工ツール」の「クイック編集」タブで「追加オプション」をクリックし、「すべての顔をぼかす」の「適用」をクリックする。完全に処理できない場合もあるため、プレビューで確認して十分にぼかせなかった場合は非公開にする