解剖図のイメージ・ファイルを作ることに興味を持ち、ヨーロッパの2冊の解剖書から解剖図を撮影して本ウェブに掲載することにした。1冊はAndreas Vesalius (1514〜1564)の有名なファブリカの第2版(1555)である。もう1冊はスペインの解剖学者Valverdaが書いた本である。ヴェサーリウスとの共著のような形をとってアムステルダムで出版されたオランダ語の解剖書(1647)である。 ファブリカ第2版は大型フォリオ版(全紙の半分:27.5 x 41 cm)約1000ページの大著である。最初はこの本の全体をウェブに載せるつもりであったが、主な図約30枚だけをご覧頂くことにした。図はレオナルド・ダヴィンチの完成した透視画法により、チチアン(Tizian)の弟子であるカルカール(Johann Stephan von Calcar)が描いたものである。ファブリカはこれまで出版された本の