なんですよ。 まさか、面白い仕事とおいしい年収をもらえるポジションにいる人たちが、豊かな才能と地道な努力によってそれを獲得したなんていうインチキを信じている人なんて、まずいないと思いますけど、念のため補足しておきます。 夢のない話なんですが、実際には、どんなに努力しても、人が育ってポジションにふさわしい人材になるということはほとんどないんですよ。現実はその逆で、「ポジションが人を育てている」というのが実態です。 プロジェクトリーダーの能力を身につけるには、実際にプロジェクトリーダーというポジションにつけられ、プロジェクトリーダーの権限と義務と責任を持ち、それに適応するために悪戦苦闘するのが、圧倒的に能率がいい。 平社員というポジションのまま、プロジェクトリーダーの能力を身につけようと努力する場合の数十分の一の努力と、数十分の一の時間で、プロジェクトリーダーの能力を身につけられるんです。下積
を具体的に書いてみる。 まず最初にニートがやるべきことは、「このゲームは、正攻法でやるかぎり、どう足掻いても、絶対にニートが勝つことができないように仕組まれた八百長ゲームである」ことに気づくことだと思う。 だから、正攻法はだめだ。明後日の方角から、とんでもない反則攻撃をして、八百長ゲームのルールを食い破って勝利を強奪するような戦略で行くべきだ。 具体的にいうと、まず、そもそも、正面玄関から企業に就職面接を受けにいくのはやめとくべきだと思う。 ニートの場合、「この空白期間はなに?」とか聞かれて撃沈するだけ。時間の無駄な気がする。 職歴が弱点なんだから、その弱点を突かれるような戦いかたをしてどうする、というか。 その弱点を無効化するような戦い方をするべき。 で、職歴という弱点を無効化するために、ダンピングもどきの反則技を使う。 ほんもののダンピングは、独占禁止法で禁止されている。それだけ悪質で
転職、すなわち中途採用の面接では、自分が過去に取り組んだ仕事について質問されます。 しかも、ごまかしがきかないよう、具体的な行動内容を、細かく聞かれます。 広く浅く訊くのではなく、何カ所か適当に選んで、狭く深く訊いていきます。 たとえば、エンジニアなら、過去に自分が開発したシステムにおいて、 なぜ、そのフレームワーク、ツール、ライブラリ、DBを使ったのか? 他に、どのようなフレームワーク、ツール、ライブラリ、DBが候補として 上げられたのか? 他の選択肢と比べて、どの様な短所と長所があるのか? なぜ、他の選択肢ではなく、それを選んだのか? 使う前に、どのように性能評価・検証したのか? なぜ、ある部分を汎用的に作り、別の部分をハードコーディングしたのか? なぜ、その設計だと、生産性が高く、トラブルのリスクやメンテナンスコストが低くなるのか? もっと低くできる余地として、どのようなものが考えら
興味深い記事を読んだ。 12月18日毎日新聞夕刊に東大で行われた学生実態調査の報告についての短信である。 学部学生3534人(回答者は1367人)対象のアンケートで「自分はニートやフリーターになるように思う」と答えた学生が7.4%、「ニートにはならないが、フリーターになるかもしれない」と答えた学生が20.9%。 あわせて28.3%の東大生がいずれニートかフリーターになる可能性を感じている。 この数値の経年変化にも興味があるところだが、記事では触れられていない。 個人的予測を述べさせてもらえれば、数値はこの後も増え続けるだろうと思う。 東大生が就職にきわめて有利なポジションにいることはどなたでもご存じである。 だから、彼らがそれでも「ニートかフリーターになるかもしれない」と思っているのは、「就職できない」からではない。 新卒でちゃんと一流企業や官庁に就職はするのである。 オフィスにばりっとし
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