有意差検定とは 有意差検定とは、アンケート集計の結果からある2つの値の間に統計的に意味のある差があるかどうかを判断するものです。たとえば、ある会社の担当者が行った調査で、東京と大阪でのある新製品Aの使用率はそれぞれ30%と20%という結果が出たとします。この10%の差から、社長へのプレゼンで「東京と大阪での新製品Aの使用率には差がありました。」と言い切るためには統計的裏付けをとらねばなりません。その裏付けとなる判断をするのが有意差検定(有意性検定)です。 検定の手順 検定の手順としては、まず東京と大阪での使用率は同じであるという仮説をたてます(帰無仮説と言います)。ここで、実際の調査結果から2地域での「使用率が同じになる」確率を計算します。この確率が十分に小さければ使用率は同じであるという仮説を捨てて、「使用率は同じではない(=差がある)」、すなわち統計的にみて有意差があるとみなすことがで
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