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ブックマーク / www.zaikei.co.jp (4)

  • 阪大、脳内で記憶情報が割り当てられる仕組みの一部を明らかに | 財経新聞

    今回の研究結果の概要を示す図。学習によって脳内の一部の神経細胞群に記憶情報が割り当てられる。遺伝子改変マウスでは、それらの細胞にテタヌス毒素が発現し、神経活動が遮断される(紫色の細胞)。再学習訓練を行っても、遺伝子改変マウスはその記憶を獲得して思い出すことができなかったことから、再学習の際にも同じ神経細胞群が使われる仕組みが存在すると考えられる。一方で、異なる学習訓練Bにより、遺伝子改変マウスは記憶を獲得して想起することができたことから、学習訓練Aとは異なる細胞群が使われたと考えられる(大阪大学の発表資料より)[写真拡大] 大阪大学の松尾直毅独立准教授は、反復学習には脳内の同じ神経細胞の組み合わせが使われる仕組みが存在することを発見した。 これまでの研究によって、記憶は脳内に散在する一部の神経細胞群の活動として存在することが実証されつつあるが、星の数ほどもある脳内の神経細胞の中から、特定の

    阪大、脳内で記憶情報が割り当てられる仕組みの一部を明らかに | 財経新聞
  • 京大、ガラスが確かに固体であることを示す有力な証拠を発見 | 財経新聞

    1955年 Charles Frank 卿(ブリストル大学HH Wills 物理学研究所)により発見された正20面体。正3角形20枚で構成される多面体で、3次元空間では最大の面数を持つ正多面体(京都大学の発表資料より)[写真拡大] 京都大学の山量一教授らによる研究グループは、コンピュータシミュレーションと情報理論を組み合わせることで、ガラス状態にある物質中は低温・高密度になるほど固体的領域のサイズが増大し、分子がある特定の幾何学的構造に組織化されることを発見した。 固体とは、分子が規則正しい配置に収まって移動しない状態を意味しているが、ガラスの分子は規則正しい状態には収まっておらず、非常にゆっくりと移動し続けている。そのため、ガラスは個体か液体かは明確になっていない。 今回の研究では、コンピュータシミュレーションと情報理論とを組み合わせた研究を行い、ガラス状態にある物質中では固体的領域と

    京大、ガラスが確かに固体であることを示す有力な証拠を発見 | 財経新聞
  • 東工大、ゴムのように伸び縮みするガラスの作製に成功 | 財経新聞

    今回の研究で開発された異方性Li0.25Na0.25K0.25Cs0.25PO3ガラスの偏光顕微鏡写真(東京工業大学の発表資料より)[写真拡大] 東京工業大学の稲葉誠二特任助教(現旭硝子)らによる研究グループは、ゴムのように伸び縮みする酸化物ガラスの作製に成功した。 ゴムやポリウレタンなどは、外力によって規則的に配列した分子がエントロピー増大則に従って元の不規則な状態に戻ろうとする「エントロピー弾性」を持つ。一方で、窓などに使われている酸化物ガラスは、各原子が網目状に強固に連なった構造をしているため、ガラス転移温度以上で引き伸ばすと永久変化が生じ、エントロピー弾性によって形状が回復することはない。 今回の研究では、有機ゴムの構造を参考にして、重合度が高く共有結合性の高い直鎖が互いに緩やかに引き合った構造を持つガラス組成の開発を目指した。その結果、複数種のアルカリ金属イオンを含有する混合アル

    東工大、ゴムのように伸び縮みするガラスの作製に成功 | 財経新聞
  • 九大、躁うつ病の維持治療薬を全て比較しリチウムが第一選択薬であることを明らかに | 財経新聞

    九州大学の三浦智史助教・神庭重信教授らによる研究グループは、躁うつ病の維持治療薬を全て比較し、リチウムが第一選択薬であることを明らかにした。 躁うつ病(双極性障害)は、気分の落ち込む「うつ病エピソード」と、気分が高揚する「躁病エピソード」を繰り返し、その間にはエピソード間欠期がある。このエピソード間欠期に次の気分エピソードを予防する目的で使われる薬(維持治療薬)には多くの種類があるが、これまで全ての維持治療薬を比較する研究はおこなわれていなかった。 今回の研究では、1970年から2012年までに行われた33の臨床試験(総参加者数6,846名)で使われた17種類の治療薬を比較した。その結果、リチウムは「すべての気分エピソード再発症例数」「躁病/軽躁病/混合エピソード再発症例数」「うつ病エピソード再発症例数」という3つの有効性評価項目で全てプラセボ(偽薬)より優れていることが分かった。リチウム

    九大、躁うつ病の維持治療薬を全て比較しリチウムが第一選択薬であることを明らかに | 財経新聞
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