米Microsoftが2010年2月9日(日本時間2月10日)に公開した月例セキュリティ・アップデートを適用したWindows XP搭載パソコンの一部が、繰り返し再起動する障害に見舞われている問題について、マイクロソフトは米国時間2010年2月12日、現時点での見解を示した。 同社は、該当するパソコンが感染しているマルウエアと、同社のセキュリティ・アップデート(修正パッチ)「MS10-015」の組み合わせが原因とみている。ただし、調査はまだ継続しており、ほかの要因を排除してはいない。 Microsoftによると、この障害は2月のセキュリティ・アップデートを適用した一部のWindows XPパソコンで発生した。原因の1つとみられる修正パッチは、深刻度が「重要」の「[MS10-015]Windowsカーネルの脆弱性により、特権が昇格される(977165)」(関連記事:WindowsやOffic