政府の教育再生実行会議が、大学入試センター試験を廃止する方針を固めたと報じられている(読売新聞)。 代わりに、高校在学中に複数回受験できる「達成度テスト」を導入する方針だという。これに合わせ、下村文部科学大臣が大学入試について毎日新聞の取材に答えている。これによると、「運やツキの影響がある一発勝負」をやめるという流れらしい。また、「学力だけの1点差で勝ったことにどんな意味があるのか」「暗記中心のペーパーテストを2回もしないでも済むように考えたい」とのことで、新制度については1次試験はペーパーテスト、2次試験については面接や小論文で「リーダーシップや創造力、ボランティア活動力など、ペーパーテストで判断できない能力を判断」という方向を考えているようだ。 とはいえ、面接や小論文による試験を広く導入することについては批判的な声も多い。