米ファイザー製のワクチンを接種する人=5日、イスラエル・テルアビブ /Jack Guez/AFP/Getty Images (CNN) イスラエル政府は5日、米ファイザー製の新型コロナウイルスワクチンについて、先月6日時点での感染防止効果が64%と、5月に報告された95.3%から大幅に下がったことを明らかにした。 ただし重症化や入院を防ぐ効果は依然高く、93%としている。5月に英医学誌ランセットで報告された数値は97%だった。 政府は根拠となるデータの詳細に言及していない。5月には英国由来の「アルファ株」が中心だったのに対し、ここ1カ月でインド由来の「デルタ株」が広がった影響とも考えられる。 しかしヘブライ大学の研究チームは別の声明で、デルタ株がワクチンの効果にどの程度影響しているかはまだ分からないと述べた。 米ブラウン大学公衆衛生学部長のアシシ・ジャー博士も、結論を出すのは時期尚早との見