温度差がエネルギー源 テクノラリーの妙技 2007年10月12日 片手にほとんどが収まるコンパクトな車体は、車軸やクランクがむき出しだ。動力源は、熱。ガスバーナーでシリンダーの底をあぶって高温にし、レース出走に備える。早稲田大(東京都新宿区)で開かれた「国際スターリングテクノラリー」会場は、バーナーの熱だけでなく、ものづくりの熱気が渦巻いていた。(アサヒ・コム編集部) 全長17.5センチ。8.8メートルの周回路を1.352秒で駆け抜けた「BAYON2」号=写真はいずれも早稲田大学で 「BAYON2」号を手にする福井さん。福井さんは、ミニ宙返り耐久競技でも、最高記録をマークした ミニスピード競技の様子 出走前、ガスバーナーでシリンダーを加熱 ミニ宙返り耐久競技用の五輪コース。うまく走るには、精密なチューニングが必要 半径40センチのループ。周回する車は速すぎて、撮影したら残像になってしまった