映画『モーレツ怪獣大決戦』(監督: 荒木憲司)は、空想科学古物商えむぱい屋創立10周年記念作品として製作・公開された怪獣バトル映画である。この映画のDVDが、ついに3月21日に発売。そこで、えむぱい屋を主宰する堤哲哉氏と本作品に怪獣おじさん21(ツーワン)として出演された漫画家の唐沢なをき氏に、パチモン怪獣バトルの魅力についてうかがった。 漫画家の唐沢なをきさん(左)と、えむぱい屋の堤哲哉さん(右) ――映画『モーレツ怪獣大決戦』は、堤さんが主宰されている「えむぱい屋」さん創立10周年記念作品として、企画されたんですね。 堤「はい、そうですね(笑)。ホントに単純な思いつきで、なにか記念になることをやりたいな、というところから始まってるだけなんですけれども」 ――それが、怪獣映画だったと。 堤「まあ、好きなことをやるんだったら、ちょっと、怪獣だろうと。しかも、くだらないものがいいだろうと。い