W3Cは、初期のHTMLからXHTMLまでを仕様勧告したのですが、その作業の遅さなどの諸問題で、この団体に見切りをつけて枝分かれしたのがWHATWGです。 W3Cは、学術(大学)的で理想的。WHATWGは、技術(ベンダー)的で実地的。今のHTMLはWHATWGが主導しています。 WHATWGは、変化していくものとして扱うため、「HTML」と呼称。 W3Cは、固定された規格として扱うため、「HTML5」とバージョン化。 WHATWGが作ったHTMLを、W3Cが切りの良いタイミングで複写して、独自の考えを足したのが、「HTML5規格」です。