ウランを使った熱核爆弾は広島と、あとパキスタンで作られたぐらいで、 主流はプルトニウムを爆薬で圧縮して点火するタイプらしいですね。 さらに威力の大きな水爆とかは、中に仕込んだ原爆で点火して核融合反応を起こさせることで 破壊力を増すタイプなので、中に入ってる原爆を抜けば無力化できます。 要は、プルトニウムを再利用できないよう処理してしまえばいい。 なので基本的には「燃やして捨てる」ってことになるのではないかと。 [rist.or.jp] 高速増殖炉とか研究してたのに技術開発が進まなくなった理由の一つに、 「核弾頭から取り出されたプルトニウムが余って世界的にダブついてしまった」 という事情があったはず。核軍備の負の遺産って言われてなかったかな。 核燃料として使えないわけじゃないので、そのへんで稼働している軽水炉の燃料棒に混ぜて さっさと燃やしてしまおうってことで、MOX燃料が出てきたのだと思い