ブックマーク / ameblo.jp/ka36i (1)

  • 『不将不逆 応而不蔵(おくらずむかえず おうじてしかしておさめず)』

    =禅語より= 人生に達人の言葉です。 過ぎ去ったことを悔やまず、これからやってくることに不安にならず。 それも、いつまでも留めておかない。 いつも目の前に起こったことに向かい、先入観を持たず、どんなことにもとらわれない心をいうのである。 次は荘子の言葉である。 「至人の心を用ふるは鏡のごとし。将(おく)らず、逆(むか)えず、応じて而(しか)して蔵(おさ)めず」 悟りの境地に達した人は、鏡のようなものである。 鏡は過ぎ去ったことをいつまでも映しておかないし、将来のことも映さない。 何も蓄えておかないから、澄んだ青空のようにからりとして余分なものは何もない。 現実の私たち人間は、過去の悔みが積み重なって身は引き裂かれそうになり、なんともわからない未来を感じるたびにおののきを禁じ得ない。 結局は、引きずることなしに、くるべき事にも動じないのが一番。

    『不将不逆 応而不蔵(おくらずむかえず おうじてしかしておさめず)』
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