Arduinoにはシールドがある。BeagleBoneにはケープがある。Raspberry Piには「HAT」がある。そして今、Raspberry Pi財団は、出荷を開始したばかりの新型Model B+用のアドオンボードの仕様を正式に公開した。HATとは、Hardware Attached on Topの頭字語。エンドユーザーがRaspberry Piを簡単に機能拡張できるようにするためのものだ。 BeagleBoneのケープと同様、公開された仕様にはボードの物理的レイアウトと、生産者の情報と、Linuxがピンを正しく認識してHATを使えるようにするGPIOの設定、デバイスツリーの一部を収めるオンボード I2C EEPROMメモリーに関する情報が書かれている。Raspberry Piのディレクター・オブ・ハードウェア、James Adamsのブログ記事によれば、この仕様は開発業者に強制する