32KBしかSRAMを積んでいないAT91SAM7A3ですが、スペクトラムの表示機能まで入れてもまだ、半分の16KBも使っていません。まだまだ、RAMには余裕があります。そこで、AT91SAM7A3の特色でもあるMCI (Multimedia Card Interface)を使ってSDカードへのアクセスを実験することにします。 まずはハードウェアの準備から。MCIでは6本の信号が用意されていますので、これを下図のようにSDカードソケットにつないでやります。最初はマイクロSDにしようかと思っていたのですが、ソケットの実物を見たら手ハンダする自信が失せたので、SDカードに変更しました。SDカード自体は9ピンですが、残りの3本はVCCとVSS 2本です。ソケットにはカード検出用とライトプロテクト用のピンも用意されていますので、必要であればこれらはGPIOにつなぐわけですが、今回は省略しています。
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