前回、前々回と画像処理について学びました。ピクセル単位での解析をするなど、何かにつけてループ処理を書くことが多くなりがちです。100 回程度のループならまだしも、画像処理となると 1000 回や 2000 回は当たり前、1万回以上ループすることも珍しくありません。そうなるとちょっとした処理の違いが大きなスピードの差を生むことになるわけです。塵も積もれば何とやらです。 で、今回本格的に画像処理をやってみて気づいたのが、Math 関数を結構な頻度で使うんだなぁ、ということでした。Flash(ActionScript) の世界では、ド派手なヴィジュアルでも軽快に動作させるためにループ処理の中では Math 関数の使用を避けるのがセオリーとなっています。では JavaScript の場合はどうなのかいくつかベンチマークをとってみました。 はじめに - Math 関数について Math を直訳すると