Azure Web Apps に ASP.NET アプリケーションを GitHub などからデプロイする場合に、ビューのプリコンパイルを行いたいと思っていましたが、カスタムデプロイスクリプトを書くことで対応できたので紹介します。 やはり同じことを考える人は居たようですが、スクリプト例が見つかりませんでした。 aspnet_compiler.exe について色々書かれていましたが、現行の Web Apps にインストールされているもので問題なくプリコンパイル出来ました。 スクリプトの重要な部分というか、修正が必要な部分を順に解説していきます。 プリコンパイルを行う準備 最初にプリコンパイル前のビルド結果を一時的に格納させるためのディレクトリと、aspnet_compiler.exe のパスを用意しておきます。基本的に存在しないはずなので常に新しく作ります。 SET PRECOMPILE_TE