いよいよ本番 ペン入れ編 髪や顔など、細かい下絵の調整を終えたら、次はいよいよペン入れ。 まずは下絵を描いたレイヤー群の上に白くベタ塗りしたレイヤーを作成し、いわゆるトレーシングペーパー代わりにする。それが出来たら下絵で使ったレイヤーはまとめて「下書き」としてグループ化し、その上にあらためてペン入れ用のレイヤーを作成する。 ここで使うのは1pxの最も細いブラシ。ここは「シェイプ」のチェックを外しておくこと。下書き時と異なり、筆のように伸びやかな線ではなく、ペンのかっちりした線を引くためだ。 ここのポイントはとにかく画面を拡大し、回転させまくること。線の方向を下向きにして元気な線を引くため。指先での1ストロークで引ける長さは限られている。そこで1回に引ける線の長さを基準にして画面の大きさを決めることになる。