「院に進む人が少なくなってね、TA(ティーチング・アシスタント)のバイトやる子もなかなかいないんですよ」 昨日大学の研究室で、来年度から同じ科目をクラス別で担当することになっている教授が言っていた。芸術大学でも院進学者が減っており、学部で出てさっさと就職したいという学生が増えている。もともとデザイン学部はその傾向があったが、それが全体的になっているようだ。 以前長らく予備校講師をしていた関係で知ったのだが、芸術系の大学ではもう20年以上前から、どの学部や科も女子が多くなっている(たぶん文学部などもそうではないかと思う)。東京芸大は昔から男子が多かったが、今は男女比逆転しているかもしれない。仕事で行っている地方の私立芸大など、ほとんど女子大である。 「大学出たら自活していかないと」というプレッシャーが女子より強い男子は、芸術大学などに進むこと自体、自分で自分の首を締めるようなものだと考えるの
エコや燃料高騰で自動車が話題になることが多い。 月末となるとガソリンスタンドが大混雑する風景が、新しい郊外の風景として定着しそうだ。月が変わるたびに値上げされているのだから。先月も道路に行列の車がはみ出していて、いたるところの街道に給油待ち渋滞ができていた。 ただでさえ自殺者が多い(凶悪事件なんかさっぱり起きない平和な町だけど、とにかく自殺とひき逃げだけは毎日のように起きている)貧乏タウンだというのに、ガソリンの値上げは地元民にとってかなり痛い。なにしろ自動車がなければどこにも移動できないからだ。 かつて自動車は個人主義のアイコンであり、アメリカ的な自由を示す代表的なアイテムだった。戦後は「おれもいつかは自家用車を」と誰しもが夢を持ち、バブル期は「いつかはアウディ、いつかはパジェロ」とかに変わっていった。車はずっと成功の象徴でもあったのだ。そしてそのころになると誰もが持っているものとの前提
会社のテニスクラブに入っています。また、オートバイが好きでイタリアのドゥカティというバイクに乗っています。 当社を選んだのは、スケールの大きな仕事ができる会社であるというのが第一の理由です。自分の技術で巨大なプラントを動かすということにとても魅力を感じました。 入社当初は、大学で機械工学を専攻していたこともあって、機械系の部署を希望したのですが、製鋼工場の技術スタッフに配属され、非常に戸惑いました。でも、実際に仕事についてみると大学での専攻はあくまでも基礎であり、それをベースにして会社に入ってから勉強することが大切であることを痛感しました。大学の勉強では、物事の考え方を身に付けることが大切であると、社会人になった今、切に感じています。私の場合も、大学までの基礎知識をベースに、学生の時よりも就職してからの方がはるかに勉強していますし、それを要求される職場でもあります。逆に言えば、会社に入っ
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