マクロ系ファンドとは、マクロエコノミクス、つなりファンダメンタルズ分析を重視して、各国の通貨政策における歪みを見つけ出して、裁定取引を狙うファンドのことを言います。 マクロ系ファンドは、ファンダメンタルズ分析から通貨などの理論価格を算出し、実際の市場価格との差(歪み)があると判断した時に、理論価格よりも割安と思えば買いを入れ、割高だと思えば売りを入れるといったタイプの取引をするファンドのことです。 マクロ系ファンドとしては、米国の年金ファンドなどが挙げられたりします。 以前よりもマクロ系ファンドの資金量は減ってきたとも言われていますが、歪みがあると判断した時には、集中的に買いや売りを入れてきますので、外為相場を大きく動かす時もあります。 ---------- 逆に、モデル系ファンドとは、テクニカル分析を重視して、高度な投資運用モデルで構築したシステムトレードを基に、短期売買を中心とした運用