業務を圧迫しがち!?「消し込み」 今回ご紹介する経理用語は「消し込み」。 消し込みとは、売掛金などのデータなどを取り消す作業のことです。 たとえば売掛金の入金があった場合、支払い明細と照らし合わせながら消し込み(入金されているデータを消す)をすることで、売掛金が予定通りに回収できているか、残りの売掛金がデータ上と実際の入金でズレていないか、回収の遅れが出ていないかを把握します。 簡単に言えば、「未回収」を「回収済み」にするチェック作業ということ。地味ですが、とても大切な作業なのです。 なお、商品代金が入金されたときに行う消し込みを「入金消し込み」といい、反対に代金を支払ったときに行う消し込みは「支払い消し込み」といいます。 経理経験者のみなさんはおわかりかと思いますが、この消し込みは、とても大変な業務。 膨大な売掛金と入金明細をひとつひとつ照らし合わせる、気の遠くなるような作業です。たとえ