ウランや兵器級プルトニウムを含む核物質をミャンマーから他国へ密売しようとしたとして、日本の「ヤクザのリーダー」を米司法当局が追起訴した。ニューヨーク南部地区連邦地検が21日発表した。 発表資料によると、エビサワ・タケシ被告とその共犯者らは、タイで米麻薬取締局(DEA)のおとり捜査官に核物質のサンプルを見せた。タイ当局の協力で核サンプルは押収され、米法執行機関に移管された。その後、米国の研究所でサンプルを分析した結果、ウランと兵器級プルトニウムが含まれていることが確認された。 エビサワ被告とソムホップ・シンハシリ被告は2022年4月に国際麻薬取引と違法銃器所持で起訴されていた。