幼い動物のかわいい写真を見たあとは、細かい作業に集中しやすく、成果もあがることが、広島大学大学院の研究グループが行った実験で分かりました。 日本のポップカルチャーを代表するキーワード「かわいい」が、仕事などでも役立つ可能性があり、グループではさらに研究を進めることにしています。 実験を行ったのは、広島大学大学院総合科学研究科の入戸野宏准教授らの研究グループです。 実験では、大学生132人にかわいい子犬や子猫の写真を見せたあと、手先の器用さや注意力が必要な3種類の実験を行ってもらい、写真を見ない場合と比較しました。 このうち、穴に入った小さなパーツを周囲に触れずにピンセットを使ってつまみ出す、市販のゲームを使った実験では、写真を見なかった場合と比べ、成功率が44%高まったということです。 また、規則性のない10桁の数字の列から指定された数字を探して数える実験では、成績が16%向上しました。
理化学研究所は、平成16年に発見した113番目の元素の3回目の合成に成功したと発表した。新たな崩壊過程を確認したことで発見を確実に証明でき、新元素として国際的に認定される可能性が高まったという。日本物理学会の英文誌(電子版)に27日、論文が掲載される。 国際機関が新元素と認定すれば研究チームに命名権が与えられ、日本人が発見した元素の名前が初めて周期表に記されることになる。元素名は「ジャポニウム」が有力視される。 理研の森田浩介准主任研究員らは16年と17年の計2回、当時最も重い原子番号113の元素を加速器で合成。国際機関に申請したが、データ不足などを理由に認められなかった。 今年8月、3回目の合成に成功し、直後に壊れてドブニウムなどの元素に変わっていく様子を調べた。ドブニウムの崩壊パターンは2種類あるが、今回は過去2回とは違うタイプを観測。両方の現象を確認できたことで「113番の元素合成を
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