金沢の町家をタイプ別に色分け診断したガイドマップ「アトリエ・ワンと歩く 金沢、町家、新陳代謝」が8月25日より、金沢21世紀美術館(金沢市広坂1、TEL 076-220-2800)のミュージアムショップで限定販売される。 ガイドマップを制作したのは、建築家の塚本由晴さんと貝島桃代さんによるユニット「アトリエ・ワン」。同ユニットは4月より、金沢の人とまちをより生き生きさせるために提案できることを建築家の視点で探る「いきいきプロジェクトin金沢」(同館主催)を展開しており、ガイドマップの作成はその一環。 マップの対象エリアは藩政時代の町人街が中心。アトリエ・ワンのメンバーと石川県や福井県で建築を学ぶ学生らが、犀川と浅野川に囲まれた市街地と両脇の茶屋街を4カ月かけて歩き回り、町家一軒一軒を調査した。「隣家に接する」「切り妻平入形式」「細長い平面構成で奥行きのある空間」「道路に接して使う」「間口を