タグ

2010年8月26日のブックマーク (1件)

  • ぶらり歩きの京都(12)京都会館を撮ることと、許せない指揮者井上道義氏の一言・でも何故? - 日々・from an architect

    どこかに書いた記憶があるのだが、撮りにくい建築ってのがある。 建築しか撮らないと宣言している写真家でもあり建築評論家(と言いたい)でもある下村純一さんは、アアルトの建築を撮るのは厄介だと嘆く。建築の正面、ここだという見せ場(つまり撮り場)がないというのだ。言い換えれば何処を撮っても其のどれもがアアルトだともいえる。 僕は何度も「京都会館」(前川國男1960年)を撮っている。だがこれが`京都会館だ`という1枚の写真がない。何処をとっても前川國男だが、どの写真も「撮れた!」とはどうしてもいえないのだ。 DOCOMOMO100選展の時の、清水襄さんの撮ったポスターに使った写真がある。ピロティを抜けた中庭(広場)の一画に、わが子を遊ばせる親とその子を小さく取り込んだ、ポスターの大きさを考えて4×5で撮った写真だ。前川國男の望んだ人がいる中庭を見事に捉えていて流石だと思った。 しかしこの写真はサムネ

    ぶらり歩きの京都(12)京都会館を撮ることと、許せない指揮者井上道義氏の一言・でも何故? - 日々・from an architect