ショスタコーヴィチの15曲の交響曲を、約1ヵ月の間にすべて演奏するという企画を立ち上げた。ショスタコーヴィチの「復権」を説く人が増えているとはいえ、大胆なシリーズだ。 「僕は第14番以外全曲を指揮しましたけれど、僕自身全曲を生で聴いたことはないです。また、敢えて誤解を恐れずに言わせてもらえば、今までのショスタコーヴィチの曲目解説には、問題も多かった。代表的な例を挙げれば、第5番が『革命』と呼ばれていますが、本来の内容はロシア革命とは関係がない、ということをきちんと書いた解説は少ない。もっと言えば、第1番・第2番・第3番は習作みたいに言われているが、決してそんなことはない。実験的とは言えますが。晩年の第14番の『死者の歌』についても同じ。彼の命名ではないし、死んだ人が歌っているわけではない! このように間違いが多く、あえて書くなら第11番に『第一革命』、第12番に『社会主義革命』と名前
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