●21日、先週の金曜夜は金沢へ。金沢歌劇座リニューアル記念ヴェルディ「椿姫」を観てきた。最初「金沢歌劇座」と言われてもピンと来なかったのだが、昔の「観光会館」のことだ。石川県立音楽堂もオーケストラ・アンサンブル金沢(以下OEK)もなかった頃は、ここで(たまに)コンサートが開かれていた。それが2007年に改称され、今回またリニューアルされてようやく本格的オペラ上演にこぎつけた。以前はオーケストラ・ピットもなかったんすよね。 ●で、その中身。ヴィオレッタ森麻季、アルフレード佐野成宏、オケは現田茂夫指揮OEK。新国立歌劇場合唱団。最強に強まった布陣なんである。これを一公演開くわけだが、これだけ人を集めて「一公演だけ」などというわけには本来いかない。しかし同じものを数公演できれば経済効率はいいが、金沢の都市圏の人口は東京と比べて数十分の一なわけで、複数公演は難しい。じゃ、どうやって実現したかといえ
「自分の仕事の結果が、お客さんの大きな拍手で返ってくるのが喜びです」と語る床坊さん 1972年2月、珠洲市生まれ。静岡大学教育学部卒業後、94年に財団法人県音楽文化振興事業団に職員として就職。以来、一貫してOEKのマネジメントを担い、2009年からチーフマネージャーに。 オーケストラ・アンサンブル金沢(OEK)のマネジャーになって16年目。県立音楽堂(金沢市)で年20回の定期公演、全国公演を合わせると年110回ものコンサートをこなすオケの屋台骨を支える一人だ。「団員が40人と小回りが利くので、旅の仕事がかなり多い。この1週間、大阪、神戸、九州とずっと出張でした」と笑う。 中学、高校と吹奏楽部でトランペットを吹き、音楽教育を専攻した大学では学生オケに所属。活動の中で、オケが舞台に立つまでをサポートする裏方の仕事に興味を抱いた。 就職のため地元に戻った際、教師になることも考えたが、OEKの
2009.12.31 オーケストラアンサンブル金沢さん第九 テーマ:コーラス(2686) カテゴリ:ミューズの恵み 今月12日、金沢で第9歌ってきました。オーケストラ・アンサンブル金沢+金聖響さんのベートーヴェン・チクルス完結演奏会です。石川県立音楽堂というとこで、素晴らしい響のホールでした。 今回面白かったのはOEKさんがこのベートーヴェン・チクルスのシリーズをCD発売するということで、東京からエイベックス社が録音に来てました。11日にまずセッション録音というのを行いました。もし本番録音でミスがあった場合に備えての予備音源の収録です。オケは9日から、11日は合唱とソリストも入った部分を短く区切りながら何度もやり直して収録しました。そして12日が本番演奏会でライブ録音でした。 本番演奏会も良かったですが、このセッション録音というのがとっても面白かったです。エイベックス社の若い女性のディレク
オーケストラアンサンブル金沢・コンサートツアーに出演させて頂きます。 ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲よりダンスとワルツに出演予定です。 第274回定期公演フィルハーモニー・シリーズ 日時:2010年 1月 7日(木)19:00開演(18:15開場) 会場:石川県立音楽堂コンサートホール 指揮:井上道義 独唱:メラニー・ホリデイ(ソプラノ) ズリンコ・ソチョ(テノール) <曲目> ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 より ダンス1 シュトルツ:プラター公園は花ざかり ショスタコーヴィチ:ジャズ組曲第2番 より リリック・ワルツ J.シュトラウス2世:「ヴェネチアの一夜」 より 心から挨拶を贈ろう オッフェンバック:ホフマンの舟歌 ジーツィンスキー:ウィーン、わが夢の街 J.S.バッハ:2つのヴァイオリンのための協奏曲 J.シュトラウス2世:「ヴェネチアの一夜」より アンネンポルカ J.シュ
金聖響&OEKのベートーヴェンチクルスの最後を飾る第9を聴いてきました。 年末の風物詩となっている「第9」。個人的にあまり好んで聴く曲ではないのですが、家族が金聖響を聞きたいと申すので初の生第9参加であります。 今回の演奏、金聖響&OEKのコンビで継続中のベートーヴェン・チクルスの完結となる演奏で公開録音されておりました。 <公演曲目> 2009年12月12日(土) 石川県立音楽堂 ベートーヴェン 序曲「レオノーレ」第3番 ベートーヴェン 交響曲第9番<合唱つき> 独唱 森麻季(ソプラノ) 押見朋子(アルト) 吉田浩之(テノール) 黒田博(バス) 合唱 大阪フィルハーモニー合唱団 指揮 金聖響 演奏 オーケストラアンサンブル金沢 指揮は金聖響。以前ベートーヴェンを聴いたときに「直線的な演奏」で現代的な演奏という印象でしたがさて今回はどうでしょう。 まずオケはこじんまりとした感じの編成(左手
2024 / 08 ≪ 2024 / 07 - - - - 1 2 3 4 5 6 7 8 9 10 11 12 13 14 15 16 17 18 19 20 21 22 23 24 25 26 27 28 29 30 31 2024 / 09 ≫ 凄い名前の指揮者だなぁ、と。 某W社の新譜案内書を読んで思ったのが、2003年のこと。いや、もう4年だったかな? まだ音楽と映像ソフトの卸会社に勤めていた頃。毎月、いえ毎週膨大な数の新譜CDがリリースされ、大手だけでも10社以上あるレコード会社から次々に送られてくる新譜案内書に全て目を通していた時に、たまたま読んで記憶の隅に留めていたのが聖響さんでした。 大学時代によく読んでいた故・岩城宏之さんの著書。その中にも度々登場していた、オーケストラ・アンサンブル金沢さん。だから、会社勤めをしていた時も、OEKさんの新譜が出る、となると必ず詳し
2009年12月13日19:39 カテゴリ音楽 クラシック 金聖響さんの本気の第九〜オーケストラ・アンサンブル金沢 キター。 待ってたよー。 数年前に、金聖響さんの鬼気迫るベートーベン「運命」の、本気のライヴレコーディングに立ち会ってから、ピリオド奏法での演奏は本気なのだと感じていました。 そして、いつか演奏されるのだろうと期待していたのが、金聖響さんの「第九」です。 それが、ついにベートーベンの誕生日に実現したのです。 OEKの第九は、これまでにも何度か聴きましたが、年末にOEKが演奏するのは初めてです。 この日は、ライヴレコーディングということで、森麻季さん、大阪フィルハーモニー合唱団など、金聖響さんにとって知り尽くしている、特別な布陣です。 これだけ、特別なことが重なると、何かが起きると期待せざるを得ません。 こうした、特別感を嗅ぎ取っているOEKのファンたちで、会場は満席でした。
This domain may be for sale!
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く