単体テスト機能だけでは、人の操作を完全に把握してテストできないため、VS2010には自動UI(User Interface)テストという機能が搭載されています。自動UIテストは、ユーザーがアプリケーションを利用した際のキーボードやマウスの動きをキャプチャーします。その記録を再生して、同じ操作を繰り返してテストできる機能です。VS2010で初めて搭載された機能なので、手順を追って使い方を覚えると共に、制約事項についても知っておきましょう。 操作を記録して実行する「自動UIテスト」 まずは、ソリューションに新しくテストプロジェクトを用意してください。ソリューション エクスプローラーでソリューションのコンテキストメニューから「追加」→「新しいプロジェクト」を選択し、テストプロジェクトのテンプレートから新しくプロジェクトを追加します*3。ここでは、前回の図2で作成したテストプロジェクトを例に説明し
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