大阪市は、優秀な教員を確保するための取り組みの1つとして、教員の初任給の引き上げなど、給与体系の見直しを検討することになりました。 大阪市は、子どもの学力の水準を引き上げるためには、優秀な教員を確保することが必要だとして、7日開かれた市の総合教育会議では、その具体策が話し合われました。 この中で、吉村市長は、「優秀な人材を集めるためにも全国一高い初任給を実現したい。また、頑張っている先生が報われる仕組みが必要だ」と述べました。 これを受けて、大阪市は、今後、教員の初任給の引き上げや、能力が高い教員は早く昇進させることなど、給与体系の見直しを検討することになりました。 一方、大阪市は、教員の長時間労働の解消に向けて、すでに一部の学校で導入している部活動の外部委託をさらに広げることも検討するとしています。